【イベントレポート/後編】2024年卒 内定式 ~企画の裏側~
みなさん、こんにちは!セレマガ編集部です。セレブリックスのSAカンパニーでは2023年10月3日(火)に24年卒の内定式を開催しました。
2024年の春に新入社員として入社する内定者は全員で8名。入社まであと半年の彼ら彼女らへ、どんな想いを届けるべく内定式を企画したのでしょうか。24年卒 内定式の企画を担当した髙原さんにお話を伺いました。
今回のnoteは内定式当日の様子をお届けした【前編】に引き続き、【後編】として内定式 企画の裏側をお届けします!ぜひご覧ください!
自ら選んだ道を誇りに感じてほしいから
── 24年卒の内定式を企画した髙原さんにお話を伺います。今回の内定式は、どのような想いで企画されましたか?
髙原さん:ありがとうございます!個人的に、内定式はいわば結婚式の顔合わせのようなものだと思っています(笑)。一生の思い出になるような、そんな内定式を実現したいという一心で企画しました。
── そうなると、入社式は結婚式ですね(笑)。相当気合いをいれて企画・準備されてたんじゃないですか?
髙原さん:はい、頑張りました!
そもそもの話になってしまうのですが、企画をする前に「内定式を実施する“意義”はなにか?」といった原点に立ち返るところから始めました。「内定式を実施しなければどうなるか?」を会社として、チームとして、一人の新卒採用担当者として、そして内定者の目線も踏まえて考えたんです。
その結果「最終的なゴールは社員の帰属意識の醸成につなげていくこと」が、内定式の企画において必要なのではないか、という考えに至りました。
── 帰属意識とは「ある集団または組織にただ属しているだけでなく、自分がその一員であるという意識や感覚のこと」ですよね。なぜ、帰属意識の醸成につなげていくことが最終的なゴールなのでしょうか。
髙原さん:セレブリックスは「営業代行事業」をメインドメインとして展開する会社です。セレブリックスで働く社員はセレブリックスの一員でありながら、日々の業務としてクライアントであるお客様の代わりに営業活動を行っています。
そういった業務においての複雑性のみならず、複数のステークホルダーからの期待に応え、さらには超えていかねばならないといった難易度の高いミッションを背負っているため、セレブリックス単一での『帰属意識』が薄れてしまうといった側面が少なからずあることも事実です。
一人の採用担当として思うのは、たとえそういった状況でも「自ら選んだ道、セレブリックスという会社を誇りに感じてほしい」ということ。
かつての在籍者も含めて、今いる誰もが、セレブリックスの一員であることを心から感じてほしいですし、特に内定者のみなさんには、この先のセレブリックス人生で今回の内定式を時々思い出しながら、一員であることの実感やその先の自信にしてもらえたらうれしいですね。
「内定式」×「帰属意識の醸成」=「Let’s Party ! 24」の方程式
── コンセプトは「Let’s Party ! 24」とのことですが、なぜこのコンセプトにしたのでしょうか?
髙原さん:手前味噌ですが、私たちが日々、新卒採用を行うなかで「セレブリックスの人柄や雰囲気が良い」と、お褒めいただくことがよくあるんです。それは実際に働く私たち新卒採用Gr.にとっても、実感の伴う感情であり、誇りでもあります。
なので、その褒めていただくポイントが内定者により伝わるようなものにしたいと考えたんですね。内定者とセレブリックスの先輩社員らがお互いを知ってもらう華やかな場、ということで、内定式のメインコンセプトをシンプルに「Let’s Party ! 24」としました。
── 「Let’s Party ! 24」と「帰属意識の醸成につなげていく」ことをどのように関連付けて考えていますか?
髙原さん:メインコンセプトとしての「Let’s Party ! 24」はそのままに、裏テーマとして「帰属意識の醸成につなげていく」があるイメージです。
まず企画はじめに、前述の『帰属意識』を内定者の入社への実感が湧いている状態、かつ「半年後にはこんな上司の元で働くのか!」といったワクワク感のある状態と定義しました。次のステップとして、そうなったときに「必要な要素はなにか?」を考えたんです。前述の目指したい『帰属意識』の醸成と、その定義から逆算するような感じです。
そこから次の3つを必要な要素であると位置づけることで、内定式のイメージを膨らませていきました。
── ウェルカム感の演出によって、『帰属意識』の定義である「入社への実感が湧いている状態」につながりそうですね!残りの要素はどうコンセプトに影響しているのでしょうか?
髙原さん:ウェルカム感に関しては、例年とは異なる華やかさやインパクトのある内定式を開催したいと思っていました。内定者の印象に残るだけでなく、いつか見返したときにそのときの情景が浮かぶような、いわゆる「写真映え」を意識しましたね(笑)。
限られた予算やリソース、導線などを考慮しながら、大量のバルーンで会場を飾りつけをすることにしました。
髙原さん:130個ものバルーンを膨らますために、大きなガスボンベをレンタルしたのですが、大きすぎても割れてしまったり、小さすぎても浮かばなかったりして、膨らますさじ加減が難しかったです。内定式開始前の1時間という限られた準備時間のなか、新卒採用Gr.のメンバーを中心に運営メンバーが率先して動いてくれたので本当に助かりました。
なんとか膨らますことができたバルーンのうち、100個強にカードを括りつけました。このカードは、事前に現役社員から回収した『座右の銘』をカードにしたもの。単なる飾りとしてのバルーンではなく、内定者たちが思い思いにバルーンを手繰り寄せてカードを見ることで、この先一緒に現場で働く先輩社員や上司のことを『信念』や『座右の銘』を通じて知ってもらいたい狙いがありました。
── ウェルカム感の演出に加えて、内定者にセレブリックスを知ってもらうコンテンツを同時開催したんですね。
髙原さん:この『座右の銘』カードは、今年入社した社員が発案してくれたアイデアなんです。研修の一環として開催された部長陣との座談会に参加し、部長一人ひとりの座右の銘を聞いたところ、とても親近感が湧いたというエピソードをヒントにコンテンツ化しました。
また、内定式が終わったあとにも社員同士のコミュニケーションの活性化や促進を目的に、カードは社員の誰もが閲覧できるようデータ化してオンライン版として公開しました。リアルな交流も考慮して、社内のカフェテリア(休憩したり打合せしたりできる場所)にもオフライン版としての実物を掲示を予定しています。
さらに、この『座右の銘』カードを企画している様子や、社員から実際にカードを書いてもらう様子などを動画撮影し、内定者のみなさんへのウェルカムムービーも作成しました。
── ウェルカムムービーまで!結婚式さながらですね……!
髙原さん:そうなんです(笑)。
私は企画、素材の撮影や回収、スケジュールの調整などを担当しました。どんなシーンがあればセレブリックスのよさを引き出せるのか、曲の秒数に当てはめながら動画の構成を考えるといったことが初めての経験だったので苦労しましたが、学びが多かったですね。
考えた構成を元に撮影したり、動画制作を他部署に依頼するにあたって、自分の頭の中のイメージを的確に伝えたり。出演や制作の部分で協力してくださった部署・チームの方々には本当に感謝しています。
内定式の企画を通じて感じた「セレブリックスの強み」
── 内定者をセレブリックス社員に知ってもらう機会にする、というのはどんなことを行ったのでしょうか?
髙原さん:内定者のみなさん一人ひとりからの意気込み宣言や座談会を通じて内定者のみなさんにも発信してもらう機会を設けました。私たち側の想いを伝えるばかりで一方通行になってしまわないようにすることと、内定者のみなさんに「私も組織の一員」と思ってもらうことを意識してのことです。
── あらゆる「相互理解」が生まれるよう、意識して仕組みを作っていったんですね! ほかにはどんな工夫を実施しましたか?
髙原さん:内定式当日は留学中で直接会場に来られないという内定者が1人いました。時差が生じるなかでもオンラインで参加したいとのことだったので、その内定者が孤独感を感じないよう、オンラインで配信しながらもコミュニケーションを取るなど細部の部分もこだわりました。
── 最後に内定式を終えて、あらためての感想と今後の意気込みをどうぞ!
髙原さん:内定式終了後、内定者のみなさんから頂いたアンケートを見ると「セレブリックスのことを知れた」「入社への楽しみが増した」といった感想があちこちに見受けられたので、セレブリックスの人柄や雰囲気について伝えられたのではないかと、ひとまずホッとしています。
今回、内定式のために様々なコンテンツを用意しました。そのどれもが社員の協力なくしては成立しません。『座右の銘』カードはもちろんのこと、動画撮影・制作についても快く協力してくれた社員の姿勢などから、あらためてセレブリックス社員のポジティブさや器の広さ、温かさを感じられました。それらこそが『セレブリックスの強み』ではないかと感じています。
「セレブリックス社員全員で内定者を迎え入れる」そんな内定式ができてよかったです。入社式もわくわくするような式にしたいと思っています!引き続きのご協力をお願いいたします!
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