コンサルタントになるには いい意味で「めんどくさいこと」が大事!?
今回はセレブリックス セールスカンパニーのコンサルティング事業部、部長の山本章裕さんをお呼びし、コンサルティング事業部での「キャリアパス」についてお話をお伺いしました!
~取材担当~
~話を聞いた人~
①コンサルティング事業部にはどんな役職があるの?
セレマガちゃん:
章裕(あきひろ)さん!よろしくお願いします。
前回の記事では、営業コンサルティングについて
クライアントの変化が見える楽しさはあるものの、
そこまでに答えが見えない中を走り続ける大変さもあるとお聞きしました!
今回は、一人前のセールスコンサルタントになるためには何ができればいいのか、章裕さんにお聞きします!
章裕さん:
それでいうと、何をもってして一人前とするか定義を決めるところから必要だね。
セレマガちゃん:
定義ですか??えーと…。
一人で顧客の課題を解決できれば一人前じゃないんですか??
章裕さん:
確かに、顧客が毎回同じ課題であれば、
その課題解決に特化していくことで一人前になったといえるよね。
ただセレマガちゃん、前回のインタビューでコンサルティング事業部には
どんな依頼が来ているか覚えてる??
セレマガちゃん:
「分からない」という状態の方が多いんですよね…?
あ、顧客によって課題が異なるから支援方法も異なるってことでしたね!
章裕さん:
そうそう!
じゃあ課題が異なるお客さんの問題を解決するには、
どんなスキルが必要で、そのスキルがどんな状態であれば周りから一人前だと認められるのかな?
セレマガちゃん:
えー難しいです・・・。
章裕さん:
セールスコンサルタントは、そういった何気ない言葉の定義から考えられる癖をつけることが
一人前になる第一歩かもしれないね!
セレマガちゃん:
!!!!
なるほど!まだまだ修行が足りませんでした><
章裕さん:
あと、世の中のコンサルティング会社と比較した際、
営業の実務から検証できる実行力は負けてないけど、
一方で、まだまだ及ばない部分があるのも事実としてあるね。
セレマガちゃん:
え?及ばない部分ってなんですか??
章裕さん:
個人の能力が劣っているという話ではなく、
組織として、歴史あるコンサルティング会社と比べると、
どうしても業界に特化していけるほどまだまだ成熟していないんだ。
セレマガちゃん:
まだまだ成長中ってことですね!
章裕さん:
そうだね!これからそこは伸ばせると思うし、
業界に特化した経験をした人を社内外から募ることも、
”もしかしたら”これからあるかもしれないね!
セレマガちゃん:
前回のインタビューでも、
すでにいる方はみんな何かしら得意領域があるとのお話でしたし、
得意領域を持った人がもっともっと集まれば鬼に金棒ですね!!
ただみんな得意領域が異なるとキャリアとして
なにができれば評価されるのか、わかりにくくなりませんか??
章裕さん:
顧客にもわかりやすいように、
ほかのコンサルティング会社と
同じ流れの役職をキャリアとして設定しているよ。
詳しく説明すると、
アソシエイト➡セールスコンサルタント➡シニアセールスコンサルタント
の順に役職が用意されているよ!
まずは、アソシエイトから紹介していくね!
【アソシエイト】
章裕さん:
アソシエイトは一言で表すと、
セールスコンサルタントになるための下積みの期間と捉えてもらうといいかな!
セレブリックスの営業ノウハウをクライアントの営業戦略や戦術に落とし込めるように
まずはテストセールスのプレイヤーやコンサルティング案件の補佐として
実務経験を積んでもらって、そのノウハウを体現できるようになることを目指してほしい。
【セールスコンサルタント】
章裕さん:
実際に案件の一部を任されるようになるのは、セールスコンサルタントになってから。
実際にリーダーシップを発揮しながら、案件の計画から実行までを担当するよ。
将来的にフロントに立って案件のディレクションができるように
シニアセールスコンサルタントの業務を先回りして行うことも大事なポジションだよ!
【シニアセールスコンサルタント】
章裕さん:
シニアセールスコンサルタントにもなると、
フロントに立って、上司やメンバー、
必要組織を巻き込みながら案件ディレクションを担当し、チームを牽引するよ!
専門領域や支援できる幅を増やすことで、事業部の売り上げにも貢献していくポジションだね。
章裕さん:
今回は紹介できなかったけれど、
シニアセールスコンサルタントの先には
『ディレクター』『シニアディレクター』『プリンシパルコンサルタント』
などその先のキャリアも目指すことができるよ!
あと、専門性に特化しているメンバーだと、
その専門性が顧客にも伝わりやすいように
『ラーニングアーキテクチャー』『コンテンツデザイナー』
といった肩書を持っているよ。
そういったメンバーの強みが活かせるように、
これまでのコンサルにない仕事を増やしていきたいよね!
セレマガちゃん:
オーシャンズ11みたいでかっこいいです!!
章裕さん:
そうね。笑
あれは犯罪のスペシャリスト集団だから一緒にされると困惑するけど、
大きくそういうこと!
②コンサルティング事業部で活躍するには・・・?
セレマガちゃん:
スペシャリスト集団のコンサルティング事業部で
活躍するにはどうすればいいんですか??
章裕さん:
言葉の定義から考えられる人ってさっきは言ったけど、
もう少し具体的に、分かりやすく言うと、
『探究心が強い人』かな
セレマガちゃん:
それってなんでも気になる事は調べちゃう!みたいなことですか?
章裕さん:
そうだね、近い!
必要なことを調べるだけじゃなくて、
今はいらない情報だけど、
あとでいるかも!って情報も集められる人かな。
セレマガちゃん:
雑学王みたいな感じですか??
章裕さん:
知識という部分ではそうだけど、
インプットだけではなく、なぜだろうとなんでも自問できる人かなぁ。
例えば、図書館にいってもただ本を借りる、返却するとかじゃなくて
この図書館に訪れる人はどんな本を読むんだろう?
って、疑問を持って返却コーナーを見にいっちゃう人みたいな!
セレマガちゃん:
どんなことにも疑問を持って、その答えを突き詰められる行動ができる人ってことですね!
例えば営業職からコンサルタントを目指すには、
日々の業務でどんなことを意識すればいいでしょうか??
章裕さん:
徹底的に顧客に興味をもつことかな。
セレマガちゃん:
え!当たり前のことじゃないですか?
章裕さん:
確かにこれだけ聞くと当たり前のように聞こえるけれど
意外と顧客に興味を持てていない営業パーソンは多いと思う。
セレマガちゃん:
なぜですか・・・!?詳しく教えてください・・・!
章裕さん:
そうだなあ、、
例えば親友から恋人にプレゼントするために
絵が得意なあなたに絵を書いてほしいと依頼されたとします。
世の中の営業パーソンはその依頼に対して、
依頼通りに絵を描いて納品しました。
ということをやってる場合が多いんだけど、
コンサルタントの場合は、
彼氏にあげる大切な絵なら、
描き方おしえてあげるから自分で描いた方が喜んでくれるんじゃない?
そもそも本当に絵が良いの?恋人に喜んでもらうためだったら、
2人の写真の方が喜ばれるかもしれないよ!?
って、目的に合わせて顧客の要望にさえ疑いを持てることかな。
セレマガちゃん:
なるほど!!
確かに大切な人レベルで興味を持っていれば、
ホントにその人にためになることはなんだろーって
フラットに考えられますね!!
章裕さん:
そうそう!だからコンサルティング事業部に営業代行から異動してくる人は
いい意味で「めんどくさい人」が多いね!
セレマガちゃん:
めんどくさい人!?すごくネガティブワードですがどういった意味なのでしょう!?
章裕さん:
例えば、提案1つに対しても、「これってどうなの?」「どうやってこうなるの?」とか
コミュニケーションコストがかかる人が多いイメージかな!
なぜ、なぜ、を繰り返して細部のモヤモヤまで追求する感じ!
僕はここがコンサルティング事業部の良いところだとおもっているよ。
セレマガちゃん:
なるほど・・・!
コンサルティング事業部の方ってすごく優秀な方ばかりがそろっているので
もっと複雑?なことかと思いました!
章裕さん:
たしかに優秀な人達が集まっているよ
でも必ずしも成果を出したから異動したというわけではなくて、
強みを自分で理解して、それを活かしてきた人が異動してきてるって感じかな。
セレマガちゃん:
なぜ、なぜっていろいろなことに探究心を持ちつつ、さらに自分の得意分野を追究してきた人ってことですね!
章裕さん:
そうだね!
探究心があるからこそ、顧客以上に顧客の商品や会社を理解することにつながるし、
得意分野を持っていることで、顧客の営業課題に対して、得意分野を活かして支援できるし、
なんなら新しいサービスも作れることができるのは
コンサルティング事業部の面白さの一つかもしれないね!
セレマガちゃん:
コンサルティング事業部っていろんなサービスを提供できる分
正直「分からない」ことが多かったのですが
お話をお聞きして、顧客の事を第一に考え、行動するまさに
営業支援のスーパーヒーローなんだと再認識することができました!!
貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!!!
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