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ビリから表彰の常連へ。“強”メンタルで活躍し続ける男のアタマの中

近藤は入社以来、次々と社内の賞を獲得している「表彰の常連」。どうして営業職に就きたいと思ったのか、何を目指しているのか。セレブリックスでの日々を伺う中で見えてきたのは、周りの評価よりも自分が納得いくかどうかを軸に努力する、静かに燃える信念でした。

<話を聞いた人>
近藤 正浩(こんどう・まさひろ)
2020年セレブリックスに新卒入社。入社以来、医療業界のプロジェクトにて商談機会創出業務を担当している。2020年6月に月間「New Face Award」を受賞後、連続達成を記録中。数々の賞を受賞し続ける期待の営業パーソン。

こちらの記事は2022年2月にタレントブックで配信されたアーカイブ記事になります。

入社の決め手は、強烈なフィードバックを受けた二次面接

まずは入社当初のお話から、セレブリックスで働きたいと思った決め手は何でしたか?

近藤就職活動で軸にしていたのが『実力主義』『BtoB営業』という2点でした。

実力主義については、周りから評価されるという意味ではなく、自分自身を高められる環境に身を置きたいということです。また、交渉力やコミュニケーション力を身に付けるなら営業職だという考えもありましたね。

BtoB営業については、経営者や幹部クラスといった企業のキーマンと交渉して自分を鍛えられるのではないか、と考えていました」

ふたつの軸を持って就活を進められたんですね。その後の活動を教えてください。

近藤 「就活の軸を意識しながら、企業選びにおいては、自分がやりたいと思える仕事の中で『人の役に立ちたい』という思いにフィットするかどうか、自分の個性が活かせる会社かどうかも重視していました。就職活動は比較的順調でした……セレブリックスを除いては(笑)。セレブリックスの二次面接で強烈な経験をしたんです。

僕から質問できる時間を頂いたとき、僕はその質問に歪んだ捉え方をしてしまったんですね。『それまでの時間で、僕の言いたいことが伝えきれたのかを試されているんだ』と。そう考えた僕は質問をせずに『質問はありません』と答えたんです。

そう答えた途端、当時の面接官だったセールスカンパニー長の北川さんに『入りたいと思っている企業に質問がないなんて、それは本当にナンセンスだよ』と言われました。面接では簡潔に伝えることを意識し過ぎていたために、『質問はありません』と伝えてしまったのですが、北川さんの言葉にハッとしました。結果的に、その後は質問を続けさせていただいて選考も進み、今に至ります。この二次面接のおかげで『セレブリックスに行こう』と心が決まりました」

叱られて志望度が上がったということでしょうか?

近藤 「僕は決めたことに突っ走るタイプなので、方向修正してくれたり、ブレーキを踏んでくれたりする存在が必要だと思っていたんですね。セレブリックスのようにフィードバックがある環境なら、自分が成長できるイメージが湧いたんです

新人研修はビリからのスタート。自己満足から脱却した末の初受賞!

入社後は最初から順風満帆だったのでしょうか?

近藤入社後は、1ヶ月間の受注件数を競うという新人研修があるのですが、僕にとっては大きな試練でした。アポが取れず、当初は成績もビリだったんです。執行役員の松澤さんにサポートいただいたおかげでようやくアポが取れるようになったけど、研修期間内の受注にはたどり着かない。『本当にヤバい』と焦る毎日でした。

研修の総まとめである卒業ロープレ大会では必ず優勝すると誓っていたのですが、同期21人中ベスト4にも届かず、とても悔しい研修でしたね。ここで僕に火が付いたんです

その後、医療業界のプロジェクトへ配属されています。6月には月間 「New Face Award」(※)を受賞されましたが、配属後の1ヶ月間にどんな変化があったのでしょうか?

(※)入社後研修を終え、本配属後3ヶ月以内のメンバーの中から優れた功績をたたえる表彰

近藤 「研修中の僕は商材に対する理解が浅く、自分の言葉で説明できていなかったんです。チームの成果を優先し過ぎて自分のスキルアップをおろそかにしていたという、頑張る方向が間違っていたんですね。

落ち込んだ同期を励ましたり、チームの雰囲気を良くしようとしたり。今振り返れば自己満足だったと思いますし、自分の成果も出ていないのに本当に生意気でした(笑)。学生時代は部活やサークルで場を円滑に進めることが人の役に立つことだと思っていたんです。自分自身を成長させることが人のためになる、そこに気づいていなかったんですね。

こうした反省を踏まえて、プロジェクトではとにかく自分の成果を出すことに専念しました。結果もすぐについてきて、配属後3週間ほどで目標を達成。『圧倒的な行動量と改善のスピード』が評価され、『New Face Award』を受賞することができました。覚悟をもって臨んでいたので、努力が報われてうれしかったです」

トライ&エラーの末に編み出した秘策で、アポ取得率が3倍に!

まさに不断の改善で自分を成長させている様子が伝わってきました!現在も同じプロジェクトで活躍されていますが、どのようなお仕事に取り組んでいるのでしょうか?

近藤 「薬局を経営する法人に対して基幹システムを販売するためのプロジェクトで、僕は商談機会を創出するためのアポ取得を担当しています。

このプロジェクトは、リスト数が限られているため、アポを1度断られたからといってあきらめては、すぐにリストが枯渇してしまうような状況です。次のチャンスへとつなぐために、悪い印象を残さないようアプローチ方法にも気を遣います。とにかく効果の出そうな方法をたくさん試してみようと、クライアントや上司も巻き込んで、必死に考えましたね」

アプローチ方法において、どんな工夫をしていますか?

近藤たくさん試した中で、成果が出たのが『手書きの手紙』でした。PCで作った手紙ではなく、宛名から手書きで丁寧に書くという、デジタルな案件だからこそアナログで攻めた方法です。この手段ではアポ取得率が従来の3倍になるという大きな成果を残すことができました。

この取り組みは社内やクライアント側の別領域でも活用されたりと、広い部分で貢献することができています。人の役に立つことが好きな自分には、自分の強みがやっと活かせた気がして、とてもうれしいです。

この方法を生み出したころに、マネジメント層を除く社員全員を対象としたQuarter敢闘賞(※)を受賞したのですが、これは新人からステップアップして、いち社会人として認められたような重みを感じる表彰でした」

(※)四半期ごとに実施される表彰

成長を日々実感できる環境で、人の役に立ち続けたい

活躍できるのは、セレブリックスという場所も影響していますか?

近藤 「環境にすごく恵まれています。一歩踏み出せば、誰かが必ず手を差し伸べてくれるんです。多くの業界に携わる当社だからこそ、さまざまな専門知識やスキルを持っている先輩方も多いですし、セレブリックスはみんなで成長を支え合う場所ですね!

そして、多種多様な商材が扱えることもセレブリックスならではの特長です。まるで社内で転職するように、さまざまな業界の営業を実体験として学べるというのはとても魅力的だと感じます。入社してから今まで、自分の成長を実感できていますし、これからも多くの学びを得ることが楽しみです」

最後に、将来の目標を教えてください。

近藤 「先日、マネジメントを任せてもらえることになり、さらに楽しみが増えました。将来は複数のプロジェクトをマネジメントするような存在になりたいですね。マネジメントは売上を意識しながら組織を動かすわけですから、時にはドライな姿勢が必要だと覚悟しています。

厳しい状況の中で、いかにメンバーの成長を支えていけるか。人の役に立つことが好きな僕にとって、やりがいのあるミッションです」


<取材後記>

取材に同席した編集者が「仕事の姿勢がすばらし過ぎませんか?」と言ってしまうほど、強い意志を持って仕事に向き合う近藤さん。入社2年目とは思えない貫禄の陰には、不断の努力と逃げない心がありました。

憧れの人は?という質問に「先輩も同期も魅力的な人が多くて挙げられません」とのこと。仲間の魅力に気づき、他者から学ぶことができる。ご本人が気づいているかわかりませんが、この謙虚さこそが、表彰の常連たる秘密なのかもしれません。

<この記事を書いた人>

杉野遥 

求人広告業界、Webメディア業界の営業職を経て2016年にフリーランスとして独立。HR、テクノロジー等、ビジネス系を中心としたインタビュー取材・執筆、ブックライティングのほか、企業の広報支援も手掛ける。


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