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人の心を言葉の力で動かす。私にとって営業は“クリエイティブな仕事”

人の心を動かすクリエイティブな仕事を求め、広告業界を志した西川 奈津子。しかし彼女は執行役員 今井の言葉に惹かれ、2021年に営業としてセレブリックスへ入社しました。 「営業はクリエイティブな仕事」。入社当時に思い描いた姿は実現できたのか──西川が考える営業職の魅力ととともに彼女の軌跡をご紹介します。

<話を聞いた人>
西川 奈津子(にしかわ・なつこ)
2021年セレブリックスへ新卒入社。学生時代は英文学を専攻し、留学や海外ボランティアなどを経験。現在は営業支援事業本部セールスアウトソーシング事業部にて、プレイヤーとして活躍。

こちらの記事は2022年4月にタレントブックで配信されたアーカイブ記事になります。

変化することのおもしろさを知った海外経験

学生時代に海外で豊富な経験をされたそうですね。今の価値観に影響していることはありますか?

西川「姉の留学をきっかけに海外に興味を持ったことですね。姉はどちらかというと自己表現が苦手な人で。写真を撮られるのが苦手で、いつも視線を外してばかり……というタイプでした。ところが留学から戻ってきた姉は一変していたんです。積極的に自分の意思を伝えたり、存在をアピールしたりするようになっていたんですね。そんな姉の変化を見て、私も環境を変えて自分を試したくなりました。

私はその後、タイで孤児院のボランティア活動を行ったり、サンフランシスコへ1年弱の留学に行ったりしました。孤児院の子どもたちは英語が話せないので、ジェスチャーや表情でコミュニケーションを取るのですが、これが新鮮で楽しかったんです。また、サンフランシスコでの留学生活もとても良い経験になりました。『自分って意外とできるじゃん』と(笑)。知り合いもいなければ日本と生活環境も全く違う。不安の中でも、適応できる自分がいたんです。

こうした海外経験で度胸がつきましたし、変化を積極的に楽しめるようになりました。同時に、表現やコミュニケーションに対する興味も湧きました。『自分の行動でたくさんの人の心を動かしたい』この思いは働く上でのベースとなっています

広告業界志望だった私が、営業職を選んだ理由

セレブリックスへ入社を決めた理由を教えてください。

西川 「『人の心を動かしたい』という思いから、就職するなら広告業界がいいな、と考えていました。就活する中で、『人の心を動かす』ことが、いわゆる“クリエイティブ”な業界に進むだけではないと気付いたのが、セレブリックスとの出会いです。営業も自分の言葉で、目の前にいるお客さまの心を動かし行動を変える仕事。広告とは表現の仕方が違いますが、営業でも自分のやりたいことは叶えられる。それに気づかせてくれたのがセレブリックスでした。

そう思えるようになったのは、セレブリックスのセールスエバンジェリストである執行役員の今井さんが出ていた記事を見つけたからです。そこには、『全く同じ商品でも売れる人と売れない人がいるのは、創造性や創意工夫の違い。商談とは1時間に凝縮された物語、ショーなんだ』とありました。また、『営業ほどクリエイティブな仕事はない』という言葉を見てハッとしたんです。

さらにセレブリックスは営業代行ですから、さまざまな業界を経験できる。学生時代の海外経験のように、いろいろなステージで自分を試せることも魅力的でした

担当プロジェクトについて教えてください。

西川 「研修時代の美容業界向け求人媒体やコンサルティングサービスの営業プロジェクトを経て、現在は人材業界のプロジェクトで、新卒採用向け管理ツールのカスタマーサクセスを担当しています。

研修時代は新規アプローチから商談、クロージングまで一気通貫で経験しました。入社後しばらくは『人の心を動かす』なんて、考える余裕はありませんでしたね。ただ、クライアントが私の説明に納得してくれて、相手の視点が変わったと感じることができたのは、良い経験になっています。

現在担当している人材業界プロジェクトでのカスタマーサクセスは、サービス導入支援(本格運用に向けたサポートを含む)やサービス活用支援(導入目的の達成に向けたサポート)を行っています。ユーザーと同じ目線に立ってクライアントの課題解決策を模索し、サービスを効果的に活用してもらえるように支援する立場です。

これまでの営業活動では実際にサービスを利用していただいた方の声を聞く機会がありませんでした。一方でカスタマーサクセスの仕事は、営業先の顧客の生の声が聞けるので、とても面白さを感じています

「周りをどんどん巻き込んでいい」そう思わせてくれた上司と仲間

パフォーマンスを出すためにどんなことを意識されていますか?

西川成果がなかなか出ずに壁にぶつかることもあります。自分ひとりで解決できれば良いのですが、難しいときは仲間へ相談して、『周りを積極的に巻き込む』ことを心がけています。入社1年目の私が周りを巻き込んで仕事に取り組めるのは、誰にでもそうさせてくれる雰囲気がセレブリックスにはあるからです。

入社するまで、営業は個人プレーのイメージが強かったのですが、セレブリックスではチームで取り組む文化があります。毎日、チームで自分のナレッジや状況を共有する習慣があり、お互いの力を生かしてみんなで成長していくイメージですね。与えてもらったら自分もお返ししたくなる、ギブアンドテイクが自然にできる力が身に付きます。こうした環境にいるおかげで、自ら協力を積極的に求められるようになりました。

一番苦労したのは、1ヶ月間、全く成果が出なかった時期です。当時、日々のコミュニケーションとは別に、週に2~3回ほど上司に相談の時間を頂いたときがありました。現状を上司に共有することで、自分では気付かない根本的な問題が見つかり、効果的にPDCAが回せるようになりました。何度も相談に乗っていただいたおかげで成果が出るようになったので、お世話になった足立リーダーや森下チーフには今でも感謝しています」

焦らなくても大丈夫。自分の行動次第でチャンスはいくらでもつかめる

セレブリックスはどんな会社でしょうか?

西川自分の行動次第でチャンスがたくさんつかめる場所ですね。特に1on1の場が用意されているので、私が何を考え、これからどうしたいのか、といったことを伝える場が頻繁にあります。

今担当しているカスタマーサクセスも、自分の興味をリーダーへ伝えたことがきっかけでした。アクションを主体的に起こせば、その思いを受け入れてくれる環境ですし、チャンスを生み出せる場所です」

入社からまもなく1年が経ちますが、入社前に描いた「営業はクリエイティブな仕事」について、実感していますか?

西川今の自分が体現できているとは思いませんが、自分の言葉が相手の行動を変えていると実感する機会は多くあります。例えばクライアントの担当者の中には『コンサルティング』という言葉にピンと来ない方もいます。ですから『成果を出せるようにお手伝いします』というようにわかりやすい言葉で説明するだけでも伝わり方が違うんです。

クリエイティブには決まった正解がありません。だからこそ、時間をかけてスキルを磨けば、その思いを実現できるのかなと想像しています。

これから自分がどうなりたいのかはまだまだあいまいですが、焦りはありません。それは相談できる上司や仲間がいるから。セレブリックスの環境を活かして、自分ならではの明確なビジョンを確立していきたいです」



<取材後記>

「〇〇というよりは△△」と、丁寧に言葉を選びながら話す姿が印象的だった西川さん。「言葉が人の心を動かす」ことを信じているからこそ、細やかな表現を日頃から大切にされている様子が伝わるインタビューでした。入社1年目にして周囲を巻き込む大切さを実感している彼女なら、社内外問わずたくさんの人々の心を動かせるはず! 将来の活躍がとても楽しみです。

<この記事を書いた人>

杉野遥

求人広告業界、Webメディア業界の営業職を経て2016年にフリーランスとして独立。HR、テクノロジー等、ビジネス系を中心としたインタビュー取材・執筆、ブックライティングのほか、企業の広報支援も手掛ける。

linkedin.com/in/matousugino


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