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【24卒内定者インタビュー】インターンで知った自分なりの仮説を持って行動することの大切さ

今期セレブリックスの新卒採用は、初の取り組みとなる長期インターン(*1)を24年卒の内定者から募りました。

インターン先はセレブリックスが企画・運営する人材サービス SQiL Career Agent(通称:SQiL)。これまで培った1万2,000以上の商品営業経験を活かし、営業スキルを「視える化」することでキャリアに悩みを抱える営業人材と営業人材を採用したい企業の双方を支援する営業特化型の転職・キャリア支援サービスです。

約4カ月もの関西オフィスでの長期インターンを終えてまもなく入社準備に入る内定者に、インターン活動での工夫や苦労したポイント、得られた学びについて伺いました。

(*1)インターンの内容は変更になる場合があります


「SQiL Career Agent」とは

営業支援会社のセレブリックスが提供する、営業パーソン特化の人材紹介サービスです。“営業” に精通するキャリアアドバイザーが、営業スキルをキーワードに一人ひとりに合わせた転職・キャリアのご支援をしています。

https://sqil-career.com/



インターンは「学生」という枠組みを超えて「仕事」ができる貴重な機会

── 長期の内定者インターンに参加した理由や目的はありますか?

乾さん:入社後にいち早くセレブリックスのメンバーとして活躍できるよう、少しでも職場環境に慣れておきたいと考えて今回の内定者インターンへの参加を決めました。インターンで新規事業に関われるという貴重な機会も魅力的でした。また、ビジネス上で自分の思いや考えを相手に伝えるだけでなく、相手からしっかりと情報を受け取るといったコミュニケーションスキルの向上もひとつのねらいです。

── そのねらいや目的は達成できましたか?

そうですね、概ね達成できたと思っています。
これまでアルバイトでの就業経験はありましたが、あくまで「学生」というコミュニティーに属しているにすぎません。そのため、「仕事」を通じたコミュニケーションに不安を感じていました。

なので、インターン期間中はまず自己開示をするよう心掛けていたんです。しかし、自分が考えていたよりもあたたかく関西オフィスのみなさんが迎えてくれたため、早くに不安が解消されたので心配無用でしたね(笑)。おかげで安心して自分をさらけ出すことができました。

今回、内定者インターンに参加するにあたり、私専用の「紹介ミニのぼり」を新卒採用Gr.のみなさんからプレゼントいただきました。代表取締役社長である北川さんが関西オフィスにいらっしゃった際には、卓上に置いていたミニのぼりをきっかけにお声がけいただいたりしてうれしかったです。先輩社員の方たちからも「欲しい!」と大好評でした。

社内のコミュニケーションに役立つようにと
内定者インターン参加者には専用のミニのぼりが贈られた

── 内定者インターンではどのようなことを目標に活動していましたか?

セレブリックスが運営する営業特化型の人材紹介エージェント「SQiL Career Agent」で、転職を希望する求職者にスカウトメールの送付を担当していました。スカウトメールの目標送信数は1日60件。加えて月5件の面談設定を目標に、転職エージェントとの面談につなげるための日程調整の橋渡しも行っていました。

残念ながら現時点で月5件の目標数である面談設定については未達ですが、スカウトメールの送信数に関しては達成できたのでホッとしています。

不安に打ち勝つために「仮説を持つこと」を教えてくれたインターン活動

── 内定者インターンの活動でどんなことに苦労しましたか?

モチベーションの維持に苦労しました。自分自身が目標達成のための行動ができているのか、時折分からなくなってしまうことに焦りを感じてしまい、不安になっていたんです。

転職を希望する求職者へのスカウトメール送付は一見簡単そうに思うかもしれませんが、一人ひとりの志向性や特性にあわせて魅力的なメッセージを送る必要があります。しかしメールの特性上、当たり前ですが相手の表情や反応が見えません。そのため、何が正解なのか分からなくなってしまったことも不安の一因でした。

ほかにも目標達成に迫るにつれて気が緩んでしまう、といったモチベーション低下もありました。正直なところ、インターン前は簡単ではないにしろ目標達成はできるだろうと考えていたんです。でも実際に活動を開始して、達成できないことに直面してはじめて自分の慢心に気付きました。

── はじめてのことだらけで不安も多いなか、どのように工夫して乗り越えたのでしょうか?

まずは打開策を考える時間を確保するために、とにかく業務の効率化を図りました。送付するメッセージのテンプレートを改良し、送信時の記入量を削減したり、頻繁に使用する単語はユーザー辞書ツールに文言を登録したり。地道ですが小さな改善が大きく実を結ぶと思ったからです。

次に、自分なりの仮説を持って行動することを意識しました。目標達成に向けて行動するなかで「分析とは比較すること」「仮説を持つことが重要である」と、先輩社員から教えていただいたことがきっかけです。

自分なりの仮説を持って行動したひとつに「効果の高い件名の作成」があります。受信者が開封するかどうかを判断するため、スカウトメールにおいて件名は非常に重要な要素です。スカウトメール送付に使用していたツールでは指定した期間のメール開封率が閲覧できたので、A/Bテストを実施しました。具体的には下記のような件名をそれぞれ同じ期間使用し、どちらの方が多く開封されるのかという検証です。

また、求職者の年収レンジを想定し、作成した件名がどのくらいの層に刺さる件名なのかを仮説立ててから使用するようにしていました。

【乾くんが実施した件名のA/Bテスト】

  • 数値を明記した件名

  • 「」(かぎかっこ)や【】(すみつきかっこ)で強調した件名

  • !(エクスクラメーションマーク)で強調した件名

週次の定例では、先輩社員に見守られながら業務報告をする乾くん(左上)

仮説に基づいた挑戦の連続。試行錯誤のなかで熱意が届いた

── インターン業務で特にこだわったことはなんですか?

そもそもインターン活動は、未熟な自分がたくさん挑戦できる貴重な機会であり、それを与えてもらっているかけがえのない経験だと考えていました。なので、仮説に基づいた挑戦をたくさんしようと思って行動していました。

活動のなかでは、数値から読み取るのが得意といった自分の強みを活かすこともできました。インターン開始当初、私が送付していたスカウトメールの開封率は22.4%でしたが、ともに活動をしていたもう1人のインターン生の開封率は30%だったんです。そのインターン生が使用していた件名に着目し、そこから前述の検証を始めました。結果的には開封率を32%まで向上させることができました。

件名変更を行いデータを取ること以外にも、相手に取って欲しい行動を文中に盛り込むCTA(Call To Action)という手法を試してみたりと、頻繁にメッセージのテンプレートを変更していました。そのように開封率の向上を目指して「効果の高い件名はなにか」を試行錯誤していくなかで、自分なりの思いを込めてスカウトメールを送付した方から良い反応をいただくことがあったんです。

SQiLは営業職に特化しているため、営業職を強く志望してる方へ「貴方様のキャリア設計をお手伝いさせてください!」と熱意を込めてメッセージを送信したのですが、「伝わったのか!」という驚きと同時にうれしく思いました。媒体の特性やユーザーのインサイトをしっかり理解し、そこに添った仮説を立てることも大切だと知ることができました。

仕事に向き合い社会の一員である実感が自分の成長を感じさせてくれる

── 約4カ月のインターン活動でどんな学びを得られましたか?

不安ななかでも、常に自分なりの仮説を持って行動することで多くの学びを得られたと思います。またインターン活動を通じて、自然と自分なりの仕事に対する姿勢や作法なども培われました。

朝出社1番にツールを開き、送信数と開封率、返信率が掲載されているレポートを見たり、返信があったスカウトメールの特徴と返信をいただいたターゲットの特徴を書き出してネクストアクションについて考えたり。スカウトメールを送るというひとつの業務であってもPDCAのサイクルをきちんと実行することで、地に足をつけて仕事に向き合えたと感じています。

そして、なによりもインターン活動ながらスーツを着てオフィスへ出社するという行為自体が「社会に参加している」その一員であるという証に思えて、浅はかかもしれませんが自分の成長を感じられましたし、自信にもつながりました。

── 春からは有明本社に配属ですが、関西オフィスでの思い出はありますか?

業務とは関係ないのですが、ランチタイムの楽しさを見い出しました(笑)。先輩社員たちにランチへ連れて行ってもらって話を聞いていただいたり、ご馳走になったりしているうちにお気に入りの定食メニューが生まれたりして、ランチが毎回のささやかな楽しみだったんです。思いの外、ランチタイムが働くモチベーションにもなっていましたね。有明本社では食べられないのがさみしく、恋しくなりそうです。

── 最後に、入社に向けてメッセージをお願いします!

内定者インターンに参加させていただき、ありがとうございました!
この経験を余すことなく活用し、社内外からの信頼を得られる人材になりたいと思っています。入社後は有明本社への配属となりますが、どこにいても関西オフィスとSQiLのみなさんに「頑張っているな」と思っていただけるよう、私の活躍を届けられるよう励みます。引き続きのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!


インタビューを終えて
乾くん、約4カ月間のインターンおつかれさまでした!インターンの募集に自ら手を挙げて挑戦し、試行錯誤を繰り返しながら着実に成長を遂げてくれたことがあらためて感じられた記事でした。
実はSQiLのみなさんからもインターン生たちの活躍ぶりを聞いていたので、具体的な工夫点や学びを知ることができてとてもうれしいです。このインターンでの学びや反省を活かして入社後も大きく飛躍してくれることを楽しみにしています。

また今回、内定者の長期インターンは初めての試みでしたが、インターン生を受け入れてくださったSQiLのみなさん・関西オフィスのみなさんのお陰でどうにか形にすることができました。関西オフィスの皆さん、乾くんをはじめとする24年卒メンバーの活躍を楽しみにしていてください!

これからも内定者期間中から成長を感じられるような機会をたくさん用意するために、内定者の「こんなことやりたい」を形にしていきたいと思います!(新卒採用Gr.)

★ Special Thanks ★
内定者インターンに参加してくれた24卒 内定者のみなさん


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