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「支援」を超え、クライアントをリードする存在に。プロジェクトの120%成長を支えるリーダーの成長ストーリー

多彩な業界、商材の営業支援を行うセレブリックス。中には「セールス部門の要」として、クライアントから圧倒的な信頼を寄せられるプロジェクトも存在します。中野が担当するプロジェクトもそのひとつ。クライアントとの信頼関係の築き方や、支援の枠を超えた仕事のおもしろさを伺いました。

<話を聞いた人>
中野 竜太朗(なかの・りゅうたろう)
2018年入社。同年6月より、データを活用した広告媒体の代理店渉外の常駐プロジェクトに配属。現在は同プロジェクトの中心メンバーとして、渉外業務から新サービスの企画、メンバーの育成など幅広い分野で活躍中。

こちらの記事は2022年5月にタレントブックで配信されたアーカイブ記事になります。


セレブリックス専任で営業を担う特殊なプロジェクトへ配属


セレブリックスへ入社したきっかけを教えてください。

中野 「学生時代は『これがしたい』という明確なものはなくて。自分のしたいことがいつか見つかったときに、役立つような知見やスキルを備えておきたい、という気持ちから営業職を選びました。

言葉を選ばずにいうと、営業職はヒトや会社に何かを提供して、その対価としてお金をいただく仕事。提案力や企画力といった営業力が必要になります。こうしたスキルがあれば、たとえば自分が事業を興すときにも役立ちますし、将来の可能性が広がるようにも思いました。この考え方は、会社経営者である父の背中を見て育ったことも影響しています。地道な営業活動をしながら経営者として社員を守る姿はすごいなとずっと思っていました。

いくつかの会社説明会に参加した中で、一番惹かれたのがセレブリックスでした。さまざまな業界やサービス、プロダクトの営業支援をしていますし、営業力が培えると感じたんです」

入社以来、担当しているプロジェクトについて教えてください。

中野 「年商約10億円を誇る広告系企業のプロジェクトで、データを利用した広告サービスの販売を支援しています。僕が参加したのは4年前ですが、プロジェクト自体は7~8年前から継続しています。サービス開始当初から、営業活動はすべてセレブリックスのメンバーが担ってきたそうです。

2022年4月からはクライアント先からメンバーが加入し、僭越ながら意見を求められるという機会もあります。営業支援ではなく、クライアントの営業メンバーのひとりとして活動していることや、クライアント先へ常駐して業務を行う、というのはセレブリックスの中では特殊なプロジェクトだと思います」

常駐プロジェクトで常に想定する「“三方向”のメリット・デメリット」


常駐プロジェクトでは、どのような点におもしろさを感じますか

中野 「自由度が高い点ですね。営業戦略を考えるところから携われますし、ときにはサービス改善や新しい企画を提案することもあります。クライアント先に出向いて働くことから、非常駐のプロジェクトと比較してコミュニケーションが密に取りやすく、信頼関係がより築きやすいと思います。結果的にクライアントの中でセレブリックスの存在感が大きくなり、声も届きやすくなりますね。営業サポート、という感覚のお付き合いではなく、強力なパートナーとしてクライアントと同じ目線で仕事ができることが魅力です。

日々クライアントとコミュニケーションを取っています。営業本部とのミーティングのほか、サービスやプロダクト開発部門とも打ち合わせを行いますので、意見を出しやすい環境ですね。実際に自分が提案したサービスが形となり、採用された経験もあります。その提案したサービスが成果を出していることも、大変嬉しい成功体験です」

常駐プロジェクトの難しい点はどんなところでしょうか?

中野 「常駐するとクライアントとの一体感が強まるので、自分がセレブリックスの社員である意識が薄れがちになるんです。常駐している以上、『一線を引くこと』も必要なんですよね。具体的には、行動する際に『三方向のメリット・デメリット』を考えるように心がけています。三方向というのはクライアント、販売しているサービスの利用者、そしてセレブリックスです。

たとえばサービスの利用者から質問を受けたとき。セレブリックス社員の意識が薄いと、自分の判断で即答しても良いと考えてしまいがちなんですね。ですが、実際には僕の判断=セレブリックスの判断ということになります。回答内容によっては、クライアントとセレブリックスとの信頼に傷がつく可能性もあります。利用者も適当な回答をされては不安ですよね。これはクライアントに丸投げをする、というのではなく、連携を取って認識をすり合わせる。そうすることで三方向の信頼関係が高まると考えています」

120%成長の要因は「正直さ」「コミュニケーションの取りやすさ」

中野さんが担当する常駐プロジェクトはかなり大きな成果を出しているとか?

中野 「実績としてもプロジェクト全体で毎年120~150%の成長率で、クライアントから『どうしたらこんなに売れるの?』と驚かれることもありますね。僕らがすごいということではなくて、過去のプロジェクトメンバーが積み重ねてきたさまざまな経験があってこその成果です。

プレイヤーとして僕らがポイントにしているのは、効果が出るお客様へ販売する、という姿勢です。サービスには強み弱みがありますから、不向きなお客様にはうちのサービスではご希望が叶えられない、と正直に伝えています。効果を出せるお客様だけに販売するからこそ、長期的なお付き合いとなり、プラスアルファのご提案ができる。結果的に売上の向上に結びついているのだと感じます。

マネジメントの面では、ボードメンバー(プロジェクトのマネジメントなどを行う中心メンバー)の中では、コミュニケーションの取りやすさを強く意識していますね。忙しいと自分の仕事に没頭しがちなので、強制的に場をつくろうと。毎日10分間ずつ、オンラインで朝会と夕会を実施したり、社内SNSを活用したり。出社した際はオフラインで顔を合わせて意見交換をしています」

自信を持って成長したといえる4年間。目標は「メンバーが働きやすい環境づくり」

入社してからの4年間、ご自身で成長を感じるのはどんなところでしょうか?

中野 「この4年間を振り返ると、本当に変わったなと思いますね。特にサービスを販売する営業力だけでなく、新しいサービスを企画して採用してもらえるような、常駐先であるクライアントに対する営業力が身についたのは、とても大きな成長だと感じます。実際にクライアントが喜ぶ姿を見ていることが自信につながっていますね。自分の理想と比べたら10点満点中4点くらいですが、社会で営業として活躍できるレベルでいえば、7~8点ぐらいまで成長できている気がします」

素晴らしい4年間を過ごしてきたのが伝わってきました。最後に今後の目標を教えてください。

中野 「マネジメントの強化です。メンバーが働きやすい環境、成果を上げやすい方法を考えて形にしていきたい。僕はプロジェクト配属後、目標未達成が半年ほど続いた経験があり、メンバーには同じような思いをさせたくないなと思っています。当時は先輩で上司でもある大田原さんに手取り足取り教えてもらって乗り越えられたので、僕も支えられる存在になりたいと思っています。

セレブリックスは社員を大事にしてくれていることを肌で感じる会社です。マネジメント層はメンバーが悩んでいないか、無理をしていないか把握することに力を注ぎますし、メンバーが余計な負担を抱えずに活躍してほしいと願っています。みなさん本当に温かいです!プロジェクトメンバーはそれぞれに尊敬できる長所があって、こうした環境で切磋琢磨できることに感謝しています」

<取材後記>
入社1年目から社内で評判のプロジェクトに参加し、今や中心メンバーとして活躍する中野さん。信頼関係を大事にしているというエピソードや、ところどころに出てくる謙虚な言葉には本人の誠実さがにじみ出ていました。成果を出す近道があるとすれば、「誠実さ」なのかもしれませんね。

<この記事を書いた人>
杉野遥
求人広告業界、Webメディア業界の営業職を経て2016年にフリーランスとして独立。HR、テクノロジー等、ビジネス系を中心としたインタビュー取材・執筆、ブックライティングのほか、企業の広報支援も手掛ける。

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