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卒業したから分かった「人の良さ」を大切にしたい私たちの働きかた

昨今、注目されている「アルムナイ」を知っていますか?
卒業生を意味する「alumnus」が由来の用語で、ビジネスシーンでは退職者のことを指します。一度退職した人を再び採用する「アルムナイ採用」(*1)は即戦力としての活躍が期待できるほか、採用・育成コストの削減などのメリットから、多くの企業で積極的に取り組まれています。
セレブリックスもそのうちの1社として「アルムナイコミュニティ」(*2)を正式に立ち上げました。

実はコミュニティの立ち上げ以前から、セレブリックスには一度卒業したのちに再入社を果たした「アルムナイ社員」が多数在籍しています。
なぜセレブリックスを辞めたのか。そして、戻ってきた理由はなにか。今回は実際にアルムナイ採用を経て、現場で働くメンバーのインタビュー(*3)をお届けします。

(*1)ほかにも企業によって「カムバック制度」や「出戻り制度」、「ブーメラン社員」などと呼ばれています
(*2)セレブリックス卒業生で、アルムナイコミュニティへの加入をご希望の方は記事下部にあるフォームよりご連絡ください
(*3)本記事はセレブリックスの社内で開催されている全社会議でのインタビューを編集し記事化したものです


「一緒に働く人を大切にできる場所」で働きたい

── まずは、セレブリックス退職時と現時点での所属と役割について教えてください。

奥山さん:退職前はプロジェクトリーダーとして、5つのプロジェクトを兼務していました。現在はゼネラルマネジャー代理として、複数プロジェクトにおけるマネジメントと事業部の運営にも携わっています。

岩田さん:退職前と現在で大きく役割は変わっていないのですが、退職前はコンサルティング事業部にてプロジェクトを推進していました。現在は、B2Bマーケティング支援事業部に所属し、法人企業向けの営業支援を行っています。

── セレブリックスを退職しようと思った理由、そして戻ろうと思った理由はなんでしょうか?

岩田さん:当時、私がセレブリックスの退職を決めたのは、営業以外のスキルを身に着けたかったからです。自分の市場価値を伸ばして成長していくためには「いま自分が持つ営業のスキルだけでは足りない」と思い、転職を決めました。

その後2社経験してみて、学べることも多かったですし、経験も積むことが出来たと思っています。ただそれ以上に、働くことを通じて「一緒に働く人を大切にしたい」というような、自分のなかの根本的な想いに気付いたんですね。自分が一緒に働く人を大切にできる場所はどこだろう、と思い浮かべたときに「だったらセレブリックスが一番いいな」と思ったので戻ってきました。

── セレブリックスから転職する際は、なにを求めて転職活動されていましたか?

岩田さん:1社目は「専門性を身に着けられるかどうか」を重視していましたね。営業活動で狙ったターゲット層にアプローチをして面を取ることも、業務を通じて大切だと感じていました。
次なるステップとしてマーケティング活動でより多くのマスに訴求できるようになれば、さらなる自分の強みや武器になりうるんじゃないかと考えて、マーケティング会社に転職しました。

そこでは挑戦したいと思っていたマーケティング領域に触れることはできましたが、小規模な会社だったためか、一人ひとりの専門性が高いがゆえに「チームで連携し合う」といった仕事の進め方ではなかったんですね。プロフェッショナル集団ではあったものの、思い描いていた働きかたとはちょっと違っていました。

次の転職では「コミュニケーション」を重視して入社しました。ところが入社後、コミュニケーションの前提というか、スタンスといったものが単純に肌に合わなかったんです。選考時に調べられるだけ調べて、さらには質問なども重ねて深堀りはしたものの、実際入社してみないことにはカルチャーが真にマッチしているかどうかは分からないのだな、と思いました。

── その点、古巣のセレブリックスであればカルチャーマッチしているかどうかも判断しやすいですもんね。

岩田さん:そうですね。そこの安心感は大きかったです。

「自分はだれと一緒に仕事したいのか」を痛感した

── 奥山さんはどうですか?

奥山さん:私の場合は偶然にも知り合いが「起業するから来ないか」と声をかけてくれたのが退職のきっかけでした。役員としてのオファーだったこともあり、数少ない貴重な機会なので受けることにしたんです。

奥山さん:当時プロジェクトリーダーとしての活動で、取引先との商談窓口に役員の方が出てこられた際、なぜかあまり円滑にビジネスを進められていないような感覚がありました。一方で、商談窓口がマネジャーの方だとコミュニケーションがうまくいくんです。

先方のお相手がどんなレイヤーであっても安定して成果を発揮しきれていないことにモヤモヤしていたというか、自分なりの課題を感じていました。そこで起業という経験を通じて、逆に自分自身が役員という立場になれば視座も変わるのだろうし、それによって課題を解消できるのではないか、という期待も相まって挑戦したんです。

いざ飛び込んでみると刺激的で、毎日が学びの連続でした。
そんななかでセレブリックスで働いていたときに感じていた仕事に取り組むことの面白さや働きやすさをあらためて再認識したんです。セレブリックスを退職したものの、業務委託として一部在籍していたこともあり、在籍時からの上司である部長に相談して戻らせてもらうことになりました。

── ちなみにセレブリックス以外の選択肢ってあったのでしょうか?

奥山さん:社歴としてセレブリックスは2社目ですが「戻るとしたら、やっぱりセレブリックスだな」とは思っていましたね。

なにをするかも大切ですが「自分はだれと一緒に仕事したいか」ということについて、すごく切実に考えていたように思います。当時そういった想いは相談していた上司にしか話していません。戻ってこれたのはその切実さをくみ取ってくれた上司のおかげですね。

困ったときに助け合えるようなコミュニケーションや姿勢が根付いている

── おふたりの共通点として「人の良さ」を感じて戻ってきている側面があるように感じたのですが、具体的にセレブリックスで働く人のどんなところが良いと思われているのでしょうか?

岩田さん:バイネームでは挙げきれないくらい、セレブリックスで働くみなさんすてきなんです。戻ってきたからこそ余計にそう感じるのかもしれませんが、いまのプロジェクトにおいても良いチームワークで働けている実感があります。

普段から気持ちのいい挨拶だったり、笑顔で雑談できたり、そういったコミュニケーションが当たり前のように行き交っているんです。ものすごく基本的なことを言っているように聞こえてしまうかもしれませんが、そういった些細なコミュニケーションって目の前の人に興味を持たないと成り立たないと思います。

これは私の経験ですが、「無関心さ」「殺伐さ」みたいなものが積み重なっていくと、一緒に仕事をする仲間のはずなのに隣にいる人の考えていることがあんまり分からないまま働くことになりかねません。そうすると、「この人のためになりたい」とか「この人を助けてあげたい」みたいな想いが湧き起りにくいと思っていて。逆も然りで、たぶん私の方も周りに「この人を助けてあげたい」って思われていなかったんじゃないかと思うんです。

セレブリックスには、お互いちゃんとコミュニケーションをとって、なにか困ったときに声をあげられることとか、その声をちゃんと拾って、なお且つ一緒になって真剣に考えてくれる環境があると実感を持って言えます。

── 助けてもらえる人って、なにかしらアクションを自発的にしている気がするのですが、助けてもらうためにそういえば自分からこんな動きしてたな、というような思い当たることはありますか?

岩田さん:日々の業務を通じて、ちゃんと人間関係を構築している前提での話になってしまうかもしれませんが、たとえばちょっと表情が曇っていたとすると、いろんな人が「元気?」とか、声をかけてくれたりしますね。

自分が本当に「いまの状況をどうにか打破したい」と思ったときは、近くにいるメンバーや普段関わらない人にも「ちょっとお話聞いてもらえますか?いま、こんなこと思っているんですけど」と積極的に声をかけてみたり、「ランチ一緒に行ってくれませんか」って誘ってみたりしていました。

同じ方向に向かって頑張っていくことのプロセスが面白い

── 奥山さんはいまの岩田さんの話を聞いて、なにか思い当たることはありますか?

奥山さん:そうですね。私もプレイヤーとして現場で稼働していたときは、意識して声をかけたり、あえて周りの人の時間をもらっていた記憶はあります。当時、顧客先に常駐していたのですが「今日の夜、本社に立ち寄っていいですか?」って上司に連絡して時間作ってもらったりとか、困ったときはすぐに相談して解決するまで向き合ってもらったりしていました。
頼って断られたことは一度もありませんでしたし、いま思うとそういう時間の使い方は大切でしたね。

マネジャーとなったいまは、メンバーからの相談にはとことん向き合おうと思ってますし、遠慮せずにどんどん時間を取りに来てほしいなって思っています。

── ゼネラルマネジャーって傍からみたら忙しそうですが、頑張れる原動力はどこにあるのでしょう。セレブリックスで働き続けるなかでの面白味ってどんなところですか?

奥山さん:いま一緒にいる人たちと同じ方向に向かって頑張っていく、そのプロセスが面白いと思います。部長陣、マネジャー、メンバーのみんなで進んでいくことが、チームとしての一体感をもたらしてくれていますし、働く楽しさも感じられていますね。

あとはメンバーの成長に立ち会えることですね。ひとつのチームに複数名在籍していますが、メンバーが入社したときよりもできることが増えていたりとか、チームや個人が進んでるな、変化しているな、と感じられることが喜びになっていて、いまは忙しさよりもそこが勝っています。

── 他社を知っているからこそ感じるセレブリックスの「弱み」と「伸びしろ」ってありますか?

岩田さん:個人的にはセレブリックスはものすごく整っている環境であると感じています。なので、そういう意味での不足はないのかな、と。他社を経験したからこそ、こんなにも営業活動や自分のスキルに対して集中できる環境ってなかなかないと思っています。

奥山さん:アルムナイ社員が多いということは退職者も当然ながらいるわけすが、「セレブリックスでいろいろ経験したい」と入社してくれた期待にまだまだ応えられていないのかな、と。
その部分の仕組みをもっと整えていかねば、と思うと同時にそこが事業としての「伸びしろ」だとも思っています。

── 今後のセレブリックスの伸びしろとして頑張っていただきたいと思います(笑)。ありがとうございました。


インタビュー後記
ひとりで抱えずに周りにヘルプを求めれば、必ず応えてくれる人たちがいること。それこそがセレブリックスの最大の魅力なのではないかと、インタビューを通して感じました。
一人ひとりの働く意味や目的は違いますが、誰もが自分で選び決めた環境で働いているはず。そのなかで自分が働くメリットや、その場所の良さみたいなものをあらためて考える機会になりました。アルムナイ社員のみなさん、ありがとうございました。(小室 悠)


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