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SaaSスタートアップからセレブリックスへ──事業開発を通して社会に更なるインパクトを生み出す

2022年1月から、マーケティング本部の新規事業開発室ゼネラルマネージャーとしてセレブリックスにジョインした梅田 翔五。異業界での豊富な営業経験を持ち、スキルや経験、知識を存分に活かし、新規事業のグロースにチャレンジ。ブレイクダンスに熱中した学生時代から、今にいたるまでの仕事観の変遷を振り返ります。

<話を聞いた人>
梅田 翔五(うめだ・しょうご)

こちらの記事は2022年3月にタレントブックで配信されたアーカイブ記事になります。

打ち込むものは変わっても、かける情熱は変わらない

株式会社セレブリックスの新規事業開発室ゼネラルマネージャーとして、複数のプロジェクトに関わっている梅田。自身のミッションについて、次のように話します。

梅田 「セレブリックスには現在、営業代行と営業コンサルという2つの事業の柱があります。

僕のミッションは、3つ目の柱となる新規事業を育てることです。そのために、いくつかある事業構想をどのように形にしていくか。これまで培ってきた営業経験を活かして取り組んでいこうと考えています」

ユニークな経歴の持ち主であることも梅田の強みです。大手製薬会社からダンススタジオ運営会社など、さまざまな経歴を持ち、セレブリックスが5社目となります。業界は異なるものの、共通しているのは「営業職」であること。そんな梅田は、キャリアを積む中で次第に仕事観が変わっていきます。

梅田 「僕はブレイクダンスを15歳からやっていたんですが、本当にダンスが好きで、就職活動のときは『ダンスをいかに長く続けられるか』ということを第一に考えていました。

そのようなこともあって、ダンスが続けられそうな大手製薬会社に就職したんです。そこでは4年半勤めましたが、次第にダンスをもっと本気でやりたいと思うようになり、退職を決意しました。ダンスを仕事にしたいという想いから、ダンススタジオを運営している会社に転職しました」

こうして梅田はダンスで生計を立てていくことを決意します。しかし、ここで厳しい現実に直面します。

梅田「1年半くらい働いてみて、ダンスでお金を稼ぐことの厳しさを思い知りました。その頃、2人目の子どもが生まれたばかりで、家族を養うためにも『このままではいけない』と強く感じたんです。次第に仕事で何かを成し遂げたいと思うようになり、また僕の経験が誰かの役に立つのではないかという理由から、転職エージェント会社に移ることを決めたんです」

このとき梅田は29歳。この転職を機に、大好きなダンスから離れる決心をしたのです。

梅田 「青春のすべてをかけてダンスに打ち込んでいたので、ダンスを辞めたときは喪失感というか、自分が自分じゃなくなる感覚もありました。

でも、そのうち、ダンスと同じような気持ちで仕事と向き合い、成長を実感できていることに気づいたんです。打ち込むものがダンスから仕事に代わっただけだと考えられるようになり、結果的には決心して良かったと思っています」

転職エージェントでは、あらゆる業界のビジネスを知るため猛勉強したという梅田。ここでの経験が、前職であるSaaSスタートアップにつながります。

梅田 「営業職の転職支援をしていたことから、あらゆる業界について3年間必死に勉強しました。そうした中で、初めて社会がちゃんと見えてきたんです。経験を積んでいくことで自信もつき、さらなる高みに挑戦したいという気持ちが強くなり、前職であるSaaSの営業職に転職しました」

前職ではプレーヤーとしてだけでなく、ベンチャー企業の中で営業組織そのものを構築することも手掛けていた梅田。前職をはじめ、さまざまな業界で得た経験は、現在の業務にも大いに活かされているといいます。

「世の中の営業の希望になりたい」という経営陣の熱い想いに感銘

梅田は前職ではセールスゼネラルマネージャーとして、採用や人材育成に携わっていました。しかし、より高いポジションを目指す梅田は、今後のキャリアプランについて悩み始めます。そうした中で出会ったのが、セレブリックスでした。

梅田 「そのころ、たまたま知人に自分の現状やキャリアに行き詰まりを感じていることを話したら、『うちで新しい部門の責任者をやらないか』といってもらえたんです。さらに、同時期にセレブリックスの現執行役員の今井からも、『任せたいポジションがあるから受けてみたら』と声をかけてもらいました。

どちらも事業部門の責任者にあたるポジションだったのですが、営業支援をしているセレブリックスなら、自分の専門性を活かせるのではないかと思い、チャレンジしてみたいと思うようになりました。前職での経験から、ゆくゆくは経営者になりたいという気持ちもあり、経営陣の熱い想いに合致したことも決め手となりました

梅田には、「社会的に意義のある事業を作りたい」「仕事を通じて社会にインパクトを残したい」という強い想いがありました。この想いを実現させるため、梅田はセレブリックスで働くことを決意します。

梅田「前職ではSaaS営業職でしたが、僕はエンジニアではないですし、ITリテラシーが突出して高いわけでもないんです。でも、セールステックの事業開発に対しては、自分が蓄積してきたものが活かせると思いました。

加えて、さまざまな会社の営業支援をする事業そのものの価値も私にとっては大切だったんです。営業職としてスキルやキャリアアップを考えたとき、SaaSの営業といえども、自社プロダクトだけを売ることで身に付く力には限界があります。裏を返せばよそで通用するかどうかわからない。

つまり、いろんな会社の営業支援をすることは、汎用的な観点から『営業職はどういうスキルを身につけるべきか』を学べると思いました

さらに、梅田がセレブリックスに感じた魅力は、「営業職のイメージを変える」という経営陣の本気度だったといいます。

梅田 「セレブリックスのパーパスに『Be the HOPE』があります。これは、“世の中の営業の希望になる”という意味。これにすごく感動したんです。営業職はあまり人気がない職種の一つで、転職エージェントをしているときも『営業やめたいです』といって相談に来られる方は少なくありませんでした。

でも、セレブリックスは『ダサいことはやらない』『かっこいいことやろう、正しいことをやろう』と本気でいっているんですよね。この点に深く共鳴できました

※セレブリックスのセールスカンパニーのパーパスについては、2022年4月に広報を予定しています。

事業開発から中途採用まで幅広い分野で活躍したい

セレブリックスでは、新規事業の開発をミッションとしている梅田。厳しい領域の中でも、失敗を恐れることなく、プレッシャーと戦いながら覚悟を持って挑んでいます。

梅田 「前職では、組織設計、組織戦略、組織開発というなど、組織作りやマネジメントを経験したので、次は事業を作る仕事に携わりたいと考えていました。

新規事業は上手くいく確率が非常に低い領域です。ですから、不安はゼロではありませんが、経営者をめざすといっておきながら、失敗を怖がっていては何も生まれないですよね。覚悟をもって踏み込むしかないと今は考えています

今後、立ち上げを検討している新規事業の中で、梅田が担当するのは全体のオペレーション設計です。

梅田 「メンバーは僕以外に2名。うち1名は産休に入り、もう1名はもともとこの事業をゼロから考えてきたメンバーです。開発にも関わっている方なので、僕と2人でチームを組むイメージです。

2022年3月末にプロダクトがローンチ予定なので、マーケティングと組織作りが直近半年ぐらいの仕事になるかな、と算段しています」

梅田は新規事業の立ち上げを進める一方で、転職エージェントでの経験を活かし、人員強化にも取り組んでいます。

梅田 「本部会議に出る中で、マーケティング本部で人員が足りていないことがわかったんです。もともと転職エージェントだったことや、前職でも一通りやって携わってきたので、採用は得意分野の一つでもあります。そのため中途採用についても、役に立てるのではないかと思い、もう一つのミッションとして取り組んでいきたいと思っています」

梅田のこれまでの経験は、事業開発から採用業務まで幅広い分野で活かされています。

挑戦心と向上心を持って、大きな目標に向かって邁進していく

梅田は今後の目標について、次のように語ります。

梅田自身が携わった事業の売り上げ利益に貢献したいですね。新規事業なので短期間で達成するのは難しく、数年はかかると思いますが諦めずにトライしたいと思います。

また個人の目標としては、事業開発をする上で、これまでビジネスサイドには最低限携わってきたので、今後は開発サイドの方を強化していきたいと思っています。そのためには自主的にプログラミングを勉強するなど、自己研鑽は必要になってきますね」

人生100年といわれる時代に、自分のキャリアをどう作るかは重要な課題。梅田は前職での経験を通して、自身のキャリアアップを考えている人に伝えたいことがあるといいます。

梅田 「今、注目度の高いSaaSスタートアップで働きたいと思っている方はたくさんいると思います。僕自身も前職でSaaSスタートアップにいたことで、キャリアとしてプラスになった点もたくさんありました。ですが、その伸びしろに関心が高まりがちで、もっと本質的な部分である『自分がやりたいことは何か』を突き詰めて考えていない方もいるかもしれません。

自身のキャリアを考える際には、次の会社でまた転職を考えたときに、選択肢がしっかり広がっているかどうかが重要だと思います。たとえば営業職であれば、自社プロダクトに特化した営業スキルではなく、他でも通用する汎用性の高いスキルやノウハウを持っている方が良い。

『自分の市場価値を高めたい』『営業を突き詰めたい』という想いがあれば、営業の専門的なノウハウを持っているセレブリックスは、希望にフィットするのではないでしょうか」

大好きだったブレイクダンスを辞め、現在はセレブリックスで営業の最前線を走る梅田。ユニークなキャリアを強みに、挑戦心と向上心を持って、これからも目標に向かって突き進んでいきます。

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