【24卒内定者インタビュー】最前線で感じた悔しさと「営業職」のかっこよさ
セレブリックスが主催する日本最大級の営業エンターテイメントイベント、その名も「Japan Sales Collention 2024(以下、JSC)」が、2月6日と7日の二日間に渡って今年も開催されました。
セレブリックスの新卒採用では「内定者プロジェクト(*1)」として、このJSCの周知・集客活動の一部を内定者の有志メンバーに担当してもらっています。イベント当日にも会場へと足を運んでくれた内定者たちに、内定者プロジェクトでの工夫や苦労したポイント、イベントでどんな発見があったのかを伺ってみました。
「Japan Sales Collention 2024」とは
営業について「わかる・味わう・高め合う」をコンセプトに開催する、
日本最大級の営業エンターテイメントです。
本当の営業力を持つ企業はどこなのか様々な視点から紐解く
営業・営業組織のコンテストや、営業のキャリアや最新情報、
これからの営業活動について知ることができるトークセッションなど、
営業に関する情報を一気に公開します。
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就活や営業職に対する不安と偏見を減らしたい
── 内定者プロジェクトでは具体的にどうやって周知や集客活動を行いましたか?
伊藤さん:学生の集客を目的に、SNSを使った周知活動を実施しました。SNSの運用はX(旧Twitter)とInstagram、ほかにもメールマガジンの配信などを有志のメンバーそれぞれで分担しています。そのなかで私たちはInstagramの運用をメインで担当していました。
主な投稿内容はイベントのセッション内容ですね。投稿文でセッション視聴によるメリットを端的に伝えることで、読んだ人がセッション内容をきちんと理解できるように工夫しました。
木野さん:現在、就職活動中の学生や4月から私たちと同じように新社会人となる学生たちへ、JSCというイベントを知ってもらうのはもちろんのこと、イベントを通じて就活に対する不安や営業職に対する偏見をすこしでも減らせたら、という想いで活動していました。
同年代である私たちだからこそ、学生同士で共感し合えることがたくさんあるのではないかと考え、就活や新生活の励ましになるような言葉選びを心掛けてInstagramを投稿していましたね。
目標としていた集客人数に対して惜しくも未達でしたが、全集客における学生比率のほとんどが内定者プロジェクトからの流入という結果についてはうれしく思っています。
── Instagramの運用で大変だったことはなんですか?
木野さん:24時間で投稿が消えるストーリーは、コンテンツ作成から投稿するまでに10分から30分ほどかかるのですが、通常投稿といわれるフィードは早くて3時間、長くて投稿するのに4日以上かかることもありました。
というのも、アルバイトの繁忙期や卒業論文の制作、さらには卒論の発表と被っていたためです。スキマ時間を見つけてできる限り作成していたのですが、ひとつのコンテンツをつくるのに時間をかけすぎてしまっていたこともありました。今思えば、コンテンツをつくる時間をしっかりと確保しておくべきだったと反省しています。
イベント開催間近にはほかの内定者メンバーがコンテンツ作成を手伝ってくれたおかげで、短期間ながらに投稿数を増やすことができました。
伊藤さん:私はInstagram運用のほかに、メールマガジンの配信も担当しています。そのため、Instagramのフィードで使う投稿文はメルマガで使用する文章をベースに構成を変えて使用していました。ですが、構成を変えることに苦戦してしまい、投稿ひとつにつき4〜5時間ほどかかっていました。
◆ 伊藤さん、木野さんが運用担当したInstagramアカウントは こちら
いかに「見たい!」と思ってもらえる投稿をつくれるか
── Instagramならではのこだわりや意識したことはどんなことですか?
伊藤さん:特に意識していたのは、投稿文は全体的になるべく短くすることです。画像で使用する字数も極力少なくしていましたし、明るい色を使いはするものの、あまり多色使いにならないよう注意を払っていました。
それでいて、みる人の心に響く言葉選びを心掛けていました。たとえば投稿毎にターゲットを考えたり、そのターゲットにとって共感しやすい、かつ関心を持つような言葉をチョイスしたりです。
SNSでの集客活動を通じて、人に興味を持ってもらえるような投稿をつくりあげることが本当に難しかったです。なので、投稿するコンテンツ画像のデザインやレイアウトを考えるのに時間をかけていました。
自分が就活をしていたときによく拝見していた投稿やフォロワー数の多いアカウント、同期である内定者メンバーが共有してくれた投稿などを参考にしたり、Instagram運用のコツを調べたりしながら、いかに「見たい!」と思ってもらえる投稿をつくれるかを常に考えていましたね。
木野さん:フィードは一度に最大10枚まで画像を投稿できますが、特に肝だと思っているのがサムネイルとなる1枚目の画像です。サムネイル画像をつくる際にはターゲットである学生にみてもらうため、インパクトある配色や言葉選びにこだわりました。
運用を開始してから、12月18日の初投稿はインプレッション(*2)が高かったものの、その後の投稿では伸び悩んでいたんです。イベント開催のすこし前に行った内定者プロジェクトのミーティングで、それまでの投稿において私が意識していたことや反省点を踏まえてメンバーに共有する時間を設けてもらいました。
仲間たちからのフィードバックを得られたことで、よりブラッシュアップしたコンテンツを伊藤さんと一緒につくることができましたね。それが2月1日の投稿なのですが、12月18日の投稿同様に高いインプレッションを獲得でき、感激しています。
SNS運用も、営業も、まず大切なのは「ファン」になってもらうこと
── 内定者プロジェクト全体での気づきや新たな発見などはありましたか?
木野さん:JSC終了後にいくつかのアカウントが、私たちの運用するアカウントをタグ付けしてくださったことですね。想定外だったというのもおかしな話ですが、学生自身が就活目的でInstagramのアカウントを保持していないことが多いため、アカウントを知ってくれていたことが驚きでした。
私たちの投稿を見つけてもらえるように、いくつか #(ハッシュタグ)を用いた投稿文を作成しましたが、思っていたほどの反響は見込めなかったんです。また、Instagramは写真共有が主目的となるツールのため、Xとは違い、拡散されにくいことも悩みどころでした。
そのため、まずは就活生向けに発信をする同じようなアカウントを探し、そのアカウントの投稿に「いいね」を押しているアカウントをフォローすることで直接的に私たちのアカウントの存在を認知してもらったり、自らのアカウントを使っての宣伝や周りの友人らに告知したり。そういった地道な活動が功を奏したのかな、と思っています。
伊藤さん:JSC2日目の一番最後に開催されたコンテストで、SNS運用に関するテーマを題材にされていた出場者の発表が印象に残っています。
私たちのInstagram運用では「JSCをみてください!」「JSCをよろしくお願いします!」というように、こちら側からの一方通行な発信の仕方が多かったんです。しかし発表では、SNS運用をする際に大切なのは、まずは「自分たちのファンになってもらう」こと。そしてそのあとに「お客様が自主的に買ってくれる状況をつくる」ことが大事である、と話されていたことに感銘を受けました。
「ファンをつくり、ファンが買う」という教訓を得られたことは、これから営業パーソンとなっていく際に大きな道しるべとなってくれそうです。
1年後にみえる景色はきっと全然違うものになっている
── 2日間、JSCのリアル会場にいた感想を教えてください。
木野さん:時折セッションを見させていただいたのですが、普段聞きなれない業界用語や言葉であったり、未経験の領域も多かったこともあり、何をいっているのか分からなかったというのが正直な感想です。せっかくの機会をいただいたこともあって、かなり悔しかったですね。
とはいえ、「営業」に対するさまざまな知見・情報を持ち帰ることができ、社会人となる前にも関わらず、このJSCのリアル会場に参加できたことを本当に自慢に思っています。今の私には分からないことだらけのJSCでしたが、入社後にあらためてみるJSCはきっとみえる景色が全然違うものになっているんじゃないかなって。そう思うと、1年後がとても楽しみです。
また、イベント開催時には社員のみなさんと同じJSCのパーカーを着させていただいて、あらためて「自分もセレブリックスの一員である」と感じられました。内定者プロジェクトは有志の集まりではありますが、本当に貴重な機会だと思いますし、入社前からとてもいい経験をさせていただきました。
伊藤さん:私は「実際の営業の現場をイメージできるようになりたい」、「優秀なセールスパーソンはどんなことを考えているのかを知りたい」との思いから、JSCのリアル会場ではすこしでもそのエッセンスを持ち帰られたら……と考えていました。
セッションなどすべてを拝見できたわけではありませんが、全体を通して最も印象的だったのは、ステージでお話されている方々のお仕事やお客様に対する「情熱」です。どの方も、自分の仕事に誇りを持って生き生きとされている様子で、営業ってすごく「かっこいいな」と思いました。
── 最後に、入社に向けてメッセージをお願いします!
伊藤さん:これから社会人として働くうえで、私は「仲間やお客様のために何ができるか」をいつも考えられる人でありたいです。そして自分自身を高め続け、周りに対し多く貢献できる人になりたいです。
木野さん:学生生活を終えて、新社会人となれることが今から楽しみでなりません。新しいことを学ぶのは、楽しいことばかりではないと思いますが、日々勉強し、成長し続けられる社会人1年目にしていきます。入社後の自分に期待しかしていないです!
インタビューを終えて
内定者プロジェクトに参加してくれたみなさん、本当におつかれさまでした。
JSCを正しく理解するために、主催者を代表して今井さんへのインタビュー実施に始まり、集客ツールの選定、コンテンツ作成など、企画から実行まですべて内定者のみなさんが主体となって推進する姿勢が本当に頼もしかったです。みなさんの入社を心待ちにしています!!!
現在選考中のみなさんにも、セレブリックスでは内定者期間中から新しいことにチャレンジし、成長を感じられる環境があることが伝わっていれば嬉しいです。選考でお会いできることを楽しみにしております!(新卒採用Gr.)
★ Special Thanks ★
内定者プロジェクトに参加してくれた24卒 内定者のみなさん
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