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“成果”ではなく“プロセス”にフォーカス。前職を経て分かった「セレブリックスの営業」とは

新卒で法人営業を経験後、セレブリックスへ転職した工藤。「営業が苦手」だと話す工藤は、現在複数のプロジェクトを統括するリーダーとして活躍しています。なぜ工藤は苦手な職種で活躍できるようになったのか。転職のきっかけから、前職とセレブリックスの営業の違いとともに理由を探りました。

<話を聞いた人>
工藤 眞(くどう・しん)
新卒で株式会社ぐるなびに入社し、飲食店向けの営業を経験。2018年にセレブリックスへ中途入社。コンサルティング事業部で研修案件を経験後、2019年4月にチーフ昇格。2020年にセールスアウトソーシング事業部へ異動し、現在はリーダーとして5つのプロジェクトのマネジメントを担当。

こちらの記事は2022年2月にタレントブックで配信されたアーカイブ記事です

飲食店向け営業から、セレブリックスへ転職した理由

新卒で3年間営業職として働いていたそうですが、なぜセレブリックスに転職しようと思ったのでしょうか?

工藤「ふたつ理由があります。ひとつめは入社2年目のときに、ベンチャー企業で働く友達と飲みに行ったときにカルチャーショックを受けたからです。

当時の僕は『サラリーマンってこんなものなんだろうな』と、自分の中で大きな志もなくキャリアを諦めていた部分があったんですよね。ですが、友達はキャリアについて熱心に考えていて、会社に貢献するために自分に何ができるのかを一生懸命考えていたんです。

対して僕は、ペイドメディア(※)を行わないかと飲食店に営業する日々。目の前の目標を達成するためだけに、担当するエリアのお店に飛び込み営業をして……。仕事へのやりがいはあったものの、なんとなく日々を過ごしてしまっていました。だから当時、友達の仕事に向き合う姿勢が同年代なのに全く違うと、衝撃を受けたんです。

(※)広告枠を使用したい企業が媒体に費用を払い広告を掲載すること

もうひとつは『営業が苦手だな』と思ったから(笑)。日々達成感はあったものの、人見知りな性格や、断られる可能性が高いと分かっていてもやらなければならない飛び込み営業が、自分には合っていないと思っていて……。営業職ではない仕事を探そうと思ったのもきっかけでした」

そうだったのですね。営業が苦手なのに、なぜセレブリックスに……?

工藤エージェントの紹介でセレブリックスと出会い、二次面接で執行役員の松澤さんに言われた言葉が印象的だったからです。
松澤さんは短い時間の中で僕の人間性を正確に捉えてくれました。そのうえで『工藤さんはそれなりに成果を出してきたからこそ、今まで一生懸命努力をして、仕事で嬉しい思いや悔しい思いをしたことがないんじゃない?セレブリックスならその思いを叶えられるよ』と言われたんです。

前職時代を振り返ると、仕事に本気で取り組み、嬉しかったり悔しかったりしたことが少なかったなと。今まではなんとなくでやってきてしまった。そんな中で出会ったセレブリックスで、短時間で自分のことを見抜いてくれた人たちと一緒に働いたら、違う世界が見えるんじゃないかと思い入社を決意しました

名古屋での常駐経験が“自信”になった

2018年7月に入社後、営業研修案件のディレクションのサポートを担当した工藤さん。営業が苦手という思いから、セレブリックスで活躍できるのか不安だったとか。ターニングポイントとなった出来事はありましたか?

工藤 「2018年11月から名古屋に1ヶ月半常駐したことが大きなターニングポイントになりました。

飲食業界プロジェクトの営業を担当していたんですが、月に7〜8件の受注数が社内平均のところ、当時最高記録の月21件を受注できたんです!そこで一気に自信がつきましたね」

最高記録を叩き出したんですね! なぜ営業に自信がなかった工藤さんが大きな成果をあげられたのでしょうか?

工藤 「3つありますね。ひとつは前職の経験を生かせる飲食業界の開拓だったので取り組みやすかったこと。

ふたつめが、仕事を楽しむ姿勢が身についたこと。仕事内容や住む環境など、公私ともに新しいチャレンジばかりでした。僕にとって環境が変わったことが、仕事に前向きな姿勢で取り組むきっかけになりましたね。例えば、名古屋に行くまでは東京にずっと住んできたので、街を知るのが楽しくて。『明日は〇丁目で営業してみようかな』と(笑)。楽しみを自分で作りながら働けるようになったのが、結果的に良い方向に繋がったんだと思います。

最後が、お世話になった人に結果で恩返しがしたいという気持ちを持って働いたことでしょうか。それは僕の人間性を知った上で、信じて名古屋に送り出してくれた松澤さんの存在が大きかったです。セレブリックスにはさまざまな営業のノウハウがあるのはもちろん、悩んだときに相談に乗ってくれる上司や先輩ばかりなので、営業で成果を出すのに良い環境が整っていると感じましたね。

不思議なもので、一度結果を出すと発言も立ち振る舞いも変わってきたように思います。その後東京に戻って営業研修の業務を続けたのですが、以前と比べて自信を持って発言できるようになりましたね」

2019年4月にチーフ昇格し、人材サービス系のメディアのマネジメント職へ。2020年にはセールスアウトソーシング事業部へ異動し、現在はリーダーとして5つのプロジェクトのマネジメントを担当しています。プレイヤーからリーダーとなった今、“営業が苦手”だった気持ちに変化はありますか?

工藤相変わらず『営業が好き』という気持ちは少ないです(笑)。でも今ではそんな人がいてもいいと思えるようになりました。

成果が出なかったり、悩んだりする後輩に対して、少しでも楽にさせられるアドバイスができるんじゃないかと思うからです。うまくいかない原因がメンタルなのか、営業の方法なのか、感情と実践に寄り添いながらアドバイスができるのも、僕の強みのひとつだと感じるようになりました」

セレブリックスの営業は「成果フォーカス」ではなく「プロセスフォーカス」

これまで2社の営業経験をしたからこそ分かる、セレブリックスの「営業」の特徴は何でしょうか?

工藤前職とセレブリックスとでは、『営業』と一口にいっても大きく違います。

例えば、前職での“商材”は媒体で、成果は媒体への掲載だったんです。ですがセレブリックスでの“商材”は、営業に関するノウハウや情報といった『営業スキル』(営業支援)そのものなんです。

『営業スキルを売る』という意味では、電話対応や企業への提案方法など、営業に関わるすべてのプロセスが重要になります。プロセスごとに営業ノウハウがあり、その一つひとつがある意味“商材”なんです。

つまり“商材”が売れたことに対しての見方が、他の営業との大きな違いだと思いますね

「“営業スキル”という商材を売っている」この説明がとてもわかりやすかったです。プロセスにフォーカスしているセレブリックスだからこそ、得られるものはありますか?

工藤営業コンサルの要素もある仕事なので、『相手の課題を見つける力』が経験を通して“感覚的”に身につけられます。例えば、クライアントから『アポが取れない』と相談されたときに『もしかしてヒアリングが足りていないのでは?』『みんなで同じスクリプトを使っていますか?』など、何が課題なのか、解決できるヒントはあるのかなど、いろいろな可能性を瞬時に見つけられるようになってきました。

これは、当社の営業ノウハウを存分に利用し、あらゆるケースを経験できるからこそ得られる力ですね。

また、現在はプレイヤーからチーフになるために昇格試験が実施されています。セレブリックスの考え方やノウハウが体現できているか、学科とロールプレイングのテストを受けるんです。クリアできないとチーフにはなれません。課題を見つける力をはじめ、営業パーソンとしてのプロフェッショナルスキルを身につける環境は整っていますね

楽しい・悔しい思いを感じられる仕事を

ありがとうございます。最後にセレブリックスに興味がある方へひとことお願いします。

工藤 「仕事をしていく中で、『やりがいを実感したい人』『自信をつけたい人』はもちろん、楽しい・悔しい思いを感じたい人はぜひセレブリックスにチャレンジしてみてください!」


取材後記
「最近ようやく主語を『会社』で考えられることが増えてきました」と笑う工藤さん。営業が苦手で自信がなかった前職時代があったとは思えないほど、丁寧に的確に答える様子が印象的でした。セレブリックスならではの考え方やカルチャーが、工藤さんをより変化させていったのではないかと思います。

この記事を書いた人
田中 青紗
フリーライター/エッセイスト。取材やインタビュー、コラムやエッセイ等の記事作成を行っています。note:https://note.com/tanakaasa_life


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